「花園メリーゴーランド」というタイトルに反して内容は暗い感じ。というのが第一印象です。
予備知識なしで読み始めました。
性的観念の歴史等を知らないのであれば、少なからず衝撃を受ける回だと思います。
ただ、この後読んでいくと妙に納得させられるところが多々あるのですが、それはまたその都度述べていきたいと思います。
絵的にだいぶ昔の作品かと思いましたが、意外にも2001年刊行という比較的新しい作品でした。
ということは、この話でたいていの読者は、今と昔の性的観念の違いが印象に残るのではないでしょうか。
主人公である相浦はいたってふつうの現代を生きる中学3年生の男の子です。
ある日、父から代々伝わる刀「烏丸」の話を聞き、それを手に入れようと、バスが1日2本しかないような父の故郷へ1人向かうのでした。
しかし、寝過ごしてしまい、歩いて戻ることにしますが、案の定迷います。
そんなところに通りがかった「澄子」のおかげで、相浦は、この作品の舞台である「柤
ヶ沢」(けびがざわ)に行きつきます。
その村は現代とはかけ離れた雰囲気・慣習があるなんとも閉鎖的な村だったのです。
花園メリーゴーランド無料全巻ダウンロードする方法を、知りたいという人が多いように感じます。
これから少しずつ紹介していきますね。